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イノシシの習性と行動

近年、イノシシ等の鳥獣による被害は全国的に深刻化しているのが現状です。
イノシシはエサを求めて行動します。鼻を使って土を掘ったり石を持ち上げたりして手当たり次第にエサを探します。イノシシの習性を理解し、間違いのない捕獲が被害を最小限にし、同時に自己防衛対策を立てることが重要です。

■イノシシの習性と行動

イノシシの学習能力は非常に高く、嗅覚、聴覚は素晴らしく、犬にも優ると言われています。また警戒心もとても強く、本来人前に姿を現す動物ではありません。危害がおよぶ恐れのない場所では日中でも行動します。

また、匂いの強いものや、音、光に一時は警戒しますが、じっくりと観察して、自らに害がないことがわかれば田、畑にどんどん侵入するようになります。

オスは通常2才以上から成熟し、晩秋から冬にかけて発情期を迎え交尾します。よって翌年の春から夏にかけて子(ウリボウ)を出産します。授乳期間は4ケ月位で、その間は巣を中心に行動します。子が成長すると餌を求めて広く行動します。メスは比較的集団で行動する場合が多いため、水稲期などは子連れで水田を荒らし、一晩でかなりの面積に被害を与えるケースもあります。前述したとおり、イノシシの学習能力は非常に高いため、前年の餌場を記憶しているので、季節によって餌場を巡回することはもちろん、嗅覚を利用して新しい餌場を探し出し、果樹などの高い木には体当たりで果樹を落として食べるようなことも学習しています。

イノシシは自分の行動範囲のいたるところにヌタ場(泥浴び場)を作ります。夏には頻繁にヌタ場を行い、体についた寄生虫を落としたり、他の個体とのコミュニケーションや体温調整を行います。また、獣道の木に泥をつけて歩く習性もあり、これはマーキングと呼ばれ、他の個体とのコミュニケーションを図るためとも言われています。

嗅覚に優れた鼻は、地中のエサを探し出すことはもちろん、鼻で土を起こしたり、50~60kgの石も簡単に動かし、地中に住む動植物等を見つけ食べる能力を持っています。

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